彼の詩人達が脳漿斫斷し、眩暈定著の詩をして、私に敢へて晦澀な物思いをさせる。
與へられた猶豫の刻は當に我が體を掠み、深淵勦絶の此方へと引き摺り込んだ。
―と先人らを説破し、内に諂う酩酊癖、旣に胸襟迄浸かり、這ひつくばひ、畢竟彼方に到らしむだらう。
流竄であろうとも、蓋し其處には無尽の大空が拡がってゐる。
人間の、朽ち果て逝きながら諸手を差し伸ばし、犬儒の拘引から赱り、蟄から解ける聲が待ってゐると躊躇いもなく、あるいは、艶やかな其の眼、撓折、血潮。
聲宿る故の容は、聲知らぬ焔の躍動。
Sunday, December 3, 2006
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