久しぶりに夢を憶えていた。
大学の近所でお世話になっている農家の方に招待されて、サークルの皆と一緒に映画館のような劇場に来ていた。僕は一人だけ離れた席に座っていて、皆が楽しんでいるのを眺めていた。帰りによく分からない動物を二匹、ペットとして買って帰った。一匹は足の長い小さい熊みたいな生き物で、常に四足歩行でかわいい。二匹目はあまり憶えていないが、鳥のような鳴き声の小型の龍のようであった。
その後、ペットを連れて研究室の自席に戻ると、買い置きしていたらしいおにぎりが二、三個ずつビニール袋の中に入っていてビックリした。メールをチェックするとSNSサイトにパッチを当てたという先輩の報告メールと、全然関係ない別の先輩が、サークルのメーリスに土曜日にはサブウェイへ行くという内容の連絡を流していた。メールブラウザを開いて、内容を確認するという行為を夢の中でしたのは初めてだった。
熊のようなペットにスーパーで売っているような惣菜コロッケを餌として与えた。熊の方はほとんど鳴かないようであった。どうしたら鳴き声を上げるのかと考えていたら、ひどい考えが浮かんだので自分自身に戦慄をおぼえた。龍の方はどこにいってしまったか分からなくなった。おにぎりが入っていたビニール袋の中に閉じ込めてしまったのか?まさか。
ペット達とあそんでいると、また別の先輩が研究室へ入ってきた。男と女の二人組だったが、二人とも途中で顔が、というか人物が変わった。最初は別の大学の別の研究室の先輩で、だんだんとサークルを引退した先輩に変わっていった。彼らが最初入ってきたときに驚いたので僕はとにかく寝たフリをした。女の方が熊に気づいて駆け寄ってきた。新しいペットに変なことをされるのは嫌だったので、すかさず飛び起きた。
彼女たちはかわいいとか何故ここに居るのか等一通り尋ね終わると、コンビニへ行ってくるから欲しい物を買ってきてくれるという。特にないと答えると、僕の熊は連れてかれてしまった。彼女たちを待っているあいだ、大量のおにぎりやビニール袋などのゴミ整理をした。途中、龍の鳴き声(つまり鳥のさえずりのようなもの)が聞こえた気がしたけど、最後まで発見することは出来なかった。
しばらくして先輩たちがコンビニから帰ってきた。女の方が僕に先ほど連れ去った熊のような人形を見せるとケタケタ笑っていた。僕は怒ってその偽物を机の上から落とした。だけど熊も帰って来なかった。